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精密加工品

金属加工における試作とは?

金属加工 試作

試作の目的とは?

金属部品の試作は、単なる「形を作る」工程ではありません。

本格的な量産前に、設計・材質・加工精度・組付け性などを確認する、重要な評価ステップです。

試作の主な目的は以下の通りです。

  • 設計検証:図面通りの機能・寸法精度を実現できるか確認
  • 性能評価:強度、耐熱性、摩耗など実際の使用条件を再現
  • コスト・工程最適化:量産時の加工方法・材料ロス・工数を検討
  • 顧客提案・展示用途:製品の完成イメージを可視化してプレゼンや評価に活用

なお量産とは、試作で確立した設計や仕様をもとに、同じ品質で多数の製品を作り続ける段階のことです。

数十個から数千、数万個単位で製造され、安定した品質、試作時に比べてコストが抑えられていること、一定のリードタイムで継続供給できることなどが求められます。

特に、一度不良が発生すると多数に波及してしまうため、品質保証の徹底が不可欠です。

金属試作に用いられる主な加工方法


試作では、目的に応じてさまざまな加工方法が採用されます。

アジアプランニングでは、中国・台湾を中心とする協力工場と連携し、以下の加工方式に幅広く対応しています。

切削加工

マシニングセンタ・NC旋盤などを用い、金属を削り出す方法。
精密部品や小ロット試作に最も多く採用されます。
アルミ・ステンレス・鉄・真鍮など、幅広い材質に対応可能です。

板金加工

薄板を曲げ・打ち抜き・溶接して成形する方法。
筐体・ブラケット・カバーなどの試作に適しています。

鋳造・ダイカスト

実際の量産形状を模した試作品を製作可能。
鋳造品の試作では、強度や重量の確認が目的となります。

3Dプリント+切削仕上げ

金属3Dプリンターや樹脂試作モデルを用いたハイブリッド方式。
開発スピードを重視する試作に向いています。

試作で重要なのは「スピード」と「品質」

試作は「いかに早く正確に作るか」が鍵です。

アジアプランニングでは、海外協力工場と直接やり取りを行うことで、中間コストを削減し、スピーディーかつ低コストな試作を実現しています。

また、自社内に検査体制を備えており

  • 寸法測定
  • 外観検査
  • 材料証明書の確認

    など、日本品質基準でのチェック体制を整えています。
    海外生産品でも安定した品質を保証いたします。

海外調達でも「1個から試作対応」


「海外だとロットが大きそう…」
そんな不安を持つお客様も多いですが、当社では1個からの試作対応が可能です。

試作段階から量産までを見据えた最適なサプライヤー選定を行い

  • コストを抑えたい
  • 納期を短縮したい
  • 試作品の品質を確認してから量産したい

    といった多様なニーズに柔軟に対応いたします

アジアプランニングでは以下の材質に対応しています

  • アルミニウム合金 (A1050, A2017, A6061, A7075など )
  • ステンレス鋼 (SUS304, SUS316, SUS430, SUS420J2, SUS630など)
  • 機械構造用炭素鋼 (S45C, S50Cなど)
  • 一般構造用圧延材 (SS400など)
  • クロムモリブデン鋼(SCM415, SCM435, SCM440など)
  • 銅 (C1020=無酸素銅, C1100=タフピッチ銅, C1220=リン脱酸銅など)
  • 真鍮 (C2600=黄銅, C3604=快削黄銅など)
  • チタン合金 (64チタンなど)

アジアプランニングにお任せください!

  • 高精度な金属切削加工品を、国内外ネットワークで柔軟に対応
  • ステンレス・アルミ・鉄・真鍮・銅など多様な金属材料に対応可能
  • 短納期の試作から量産まで柔軟に対応
  • 精密部品加工・小ロット・試作品など幅広いニーズに対応
  • ミクロン単位の高精度加工技術で品質と安定性を実現
  • 海外調達やコストダウンをお考えの企業様にも最適なご提案
  • 国内外協力工場との連携で、品質・納期・価格の最適バランスを実現


金属の試作品でお困りのかたは、ぜひアジアプランニングにご相談ください!


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