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溝付きナット(キャッスルナット)

「溝付きナット」とは、割りピンを使ってナットを緩み止めする構造を持つ特殊ナットのことです。


外観の凹凸が「城(Castle)」のように見えることから、キャッスルナットとも呼ばれています。

 

キャッスルナットの用途


 
ボルトの側面に開けた貫通穴と、「溝付きナット」の溝へ割りピンを差し込むことで、ナットの脱落を防止ぎます。

溝付きナット 規格表

溝付きナット 規格表

溝付きナット規格表(DIN規格)M4〜M100 / 単位:mm
項目 M4 M5 M6 M7 M8 M10 M12 M14 M16 M18 M20 M22 M24 M27 M30 M33 M36 M39 M42 M45 M48 M52 M56 M60 M64 M68 M72 M76 M80 M85 M90 M100
de 16 18 22 25 28 32 34 38 42 46 50 55 58 62 65 70 75 80 85 90 95 100 105 110 120 130
n 1.45 1.65 2.25 2.25 2.75 3.05 3.8 3.8 4.8 4.8 4.8 5.8 5.8 5.8 7.36 7.36 7.36 7.36 9.36 9.36 9.36 9.36 9.36 11.43 11.43 11.43 11.43 11.43 11.43 14.43 14.43 14.43
mw 2.3 3 3.8 4.2 4.9 6.1 7.7 8.2 9.8 11.2 11.9 13.5 14.2 16.6 18.2 19.8 21.9 23.5 25.9 27.5 29.1 32.3 34.7 37.1 39.3 41.7 44.9 47.3 49.7 52.9 56.1 62.5
w 3.2 4 5 5.5 6.5 8 10 11 13 15 16 18 19 22 24 26 29 31 34 36 38 42 45 48 51 54 58 61 64 68 72 80
m 5 6 7.5 8 9.5 12 15 16 19 21 22 26 27 30 33 35 38 40 46 48 50 54 57 63 66 69 73 76 79 88 92 100
s 7 8 10 11 13 16 18 21 24 27 30 34 36 41 46 50 55 60 65 70 75 80 85 90 95 100 105 110 115 120 130 145
e 7.66 8.79 11.05 12.12 14.38 17.77 20.03 23.35 26.75 29.56 32.95 37.29 39.55 45.2 50.85 55.37 60.79 66.44 71.3 76.95 82.6 88.25 93.56 99.21 104.86 110.51 116.16 121.81 127.46 133.11 144.08 161.02

溝付きナットに関するQ&A

一般的なナット(六角ナット)との違いは何ですか?

一般の六角ナットは単体で締め付けるだけですが、キャッスルナットは「割ピン」と「穴付きボルト(スリットボルト)」と組み合わせて使う点が大きな違いです。
 
この組み合わせで機械的にロックされるため、より高いゆるみ止め効果が得られます。

キャッスルナットを取り付けるときの注意点は?

割ピンを確実に曲げて固定し、ピンが緩まないようにすることが重要です。
 
また、ボルトの穴位置とナットの溝が合うように締め付けトルクを微調整します。
 
過度なトルクで締めるとボルトが損傷する場合もあります。

スプリングワッシャーやナイロンナットと比べてどうですか?

キャッスルナットは「完全な機械的ロック」が可能で、ナイロンナットなどの「摩擦によるゆるみ止め」とは原理が異なります。
 
高温や振動が多い環境では、ナイロンナットよりも信頼性が高い場合があります。

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