英語が苦手でも大丈夫?貿易事務に求められる語学力とは

こんにちは!アジアプランニングの広報担当です。
今回は、「貿易事務として働きたい方」「貿易事務に興味がある方」に向けて、私たちの実際の業務の中で「語学力」がどれほど求められるのかをお話ししたいと思います。
「貿易=英語必須」って本当?
「貿易」と聞くと、英語ペラペラの商社マンを想像される方が多いかもしれません。
確かに、海外とのやり取りは英語が基本ですが、実際の現場ではそこまで高度な英語力が必要というわけではありません。
実は、貿易事務で使う英語の多くは「定型文」。
たとえば:
- 見積依頼(Inquiry)
- 発注依頼(Order Confirmation)
- 船積み依頼(Shipping Instruction)
- 納期確認(Delivery Date Confirmation)
など、ある程度テンプレート化されたフレーズを繰り返し使います。
つまり、毎回ゼロから英作文をすることはほとんどありません。
自動翻訳の進化が強力な味方

最近では、Google翻訳やChatGPTといった翻訳ツールの精度もかなり高く、英文メールの読み書きもかなり楽になりました。
アジアプランニングでも、実際にこれらのツールを活用しながら業務を進めています。
例えば、韓国や台湾のメーカーからのメールも翻訳して読み、日本語で内容を理解してから、英語や中国語で返信文を作成することもあります。
ツールを併用しながら、最終的には自分で確認・調整するというスタイルです。
語学力より大事な「調整力」や「段取り力」

貿易事務で最も大事なのは、実は「語学力」ではなく「段取り力」や「細かい調整力」だったりします。
- 船のブッキングと納期のすり合わせ
- 書類の作成とチェック(インボイス、パッキングリストなど)
- 輸送トラブルの対応や各所への連絡
国内でのやり取りとほぼ同じで「相手の言っていることを整理して、必要な手続きに落とし込む」というスキルが重要です。
むしろ「英語は得意だけど段取りが苦手」な人より、「語学は苦手でも仕事の流れを把握するのが得意」な人の方が重宝されます。
語学は「学びながら」でもOK!
アジアプランニングでは、英語や中国語が得意なスタッフもいれば、業務を通じて学んでいるスタッフもいます。
やる気がある方には語学学習の機会も応援していますし、実際に英語や韓国語を勉強中のメンバーもいます。
まとめ
貿易事務において、語学はあくまで「ツールのひとつ」に過ぎません。
それよりも、丁寧な確認、スムーズな段取り、柔軟な調整ができる人が、結果的に「頼れる存在」になっていると感じます。
「英語ができないから無理かも…」とあきらめる前に、ぜひ一度チャレンジしてみてください!