【ガラ袋・土嚢袋】梱包用無地袋
ビジネスの現場では、難しい要望に応えることが新たなチャレンジを生むことがあります。
今回は、弊社が長年お取引をさせていただいているお客様からのご依頼に対応したエピソードをご紹介します!
お客様はボルトを販売している会社で、ボルトを詰めて販売する際の「梱包用の袋」を探しているとのことで、当社にご相談いただきました。
(↓実際にお客様へ納品した製品です。ベージュと黄色の間の色です。様々なサイズに対応可能です。)
日本だと、ガラ袋・土嚢袋などと呼ばれることが多いです。
P P(ポリプロピレン)という素材で出来ていて、摩擦や衝撃に強いので、
硬く尖った資材や廃材などを入れても破れにくいのが特徴です。
対応したのは、当社の社長の稲見です。
すでにお客様が使っていたサンプルもありましたので、まずは中国の工場に同じ袋が作れるか問い合わせしてみました。
ここで予想外の問題が・・・
一般的に、梱包用の袋は黒や白、緑や茶色などが主流であり、お客様の指定した色がなかったのです。
もしその指定の色にしたいなら、材料の段階から色を作らなければならないというのです。
それでも中国の会社との交渉の結果、製造可能な工場を見つけることができたのですが・・・
今度はコスト面での問題に直面しました。
材料から作るため、5割もの値上げが必要となったのです。
このコスト増加により、中国での生産は断念せざるを得ない状況になってしまいました。
そんな中、試しにベトナムの会社に問い合わせしたところ、お客様の指定した色の袋を作れる会社を発見しました!
ベトナムの会社も中国の会社と同じように規格外の色でしたが、材料から作ってもらえる、しかも中国よりも安価で提供してくれることになったのです。
(↓こちらが実際のベトナムの工場です。工場内はとても綺麗に整頓されていました。)
こうして、無事にお客様のご要望の色で納品することができ、品質にもご満足いただくことができました。
この機会に、新たな仕入れ先としてベトナムの可能性を見出せたことも、当社にとって大きな成果となりました。
このような海外でできるかどうかわからないけど、とりあえず問い合わせしてみたい!といった内容でも、ご連絡お待ちしております。