【振動に負けない】ロックナットが選ばれる理由と現場での活用例
振動の多い環境や繰り返しの動作によるゆるみ対策に、多くの現場で選ばれているのが「ロックナット」です。
一般的なナットでは緩んでしまう場面でも、その信頼性の高さから製造業・建設・自動車部品・精密機器など幅広い業界で採用されています。
この記事では、ロックナットの仕組みと種類、さらにアジアプランニングで扱う製品やその活用例をご紹介します。
ロックナットとは?その構造と特徴
ロックナットとは、ナット単体でゆるみ止め効果を持つ特殊構造のナットのことです。
仕様の違いで製品名が分かれており、それらを総称して「ロックナット」と呼んでいます。
ボルトに締める際に、振動や衝撃によってナットが自然に回転してしまう現象(緩み)を防ぐために使用します。
代表的なロックナットの特徴:
- 🔹ナット内部に摩擦抵抗を加える構造
- 🔹高い再使用性(種類によっては1回限り)
- 🔹小型部品から大型設備まで対応可能
ナイロンナットとセルフロックナットの違い
アジアプランニングでは、主に以下の2種類のロックナットを取り扱っています。
🔷 ナイロンナット(ナイロンインサートロックナット)

ナットの内部にナイロンリングが埋め込まれており、緩みを防止します。
- 🔹特徴:軽量・耐振動性に優れる
- 🔹用途:電機機器、自動車部品、小型構造物
- 🔹注意点:繰り返しの使用には不向き(ナイロンの摩耗)
🔷 セルフロックナット(金属製ゆるみ止めナット)

スリットや内部が変形した形を持つ金属一体型のゆるみ止めナットで、摩耗しにくく、高温にも強いのが特徴です。
- 🔹特徴:高温環境にも対応、再使用可能な製品もあり
- 🔹用途:建設機械、プラント設備、重工業機器
- 🔹メリット:完全金属製なのでナイロンよりも過酷な環境に強い
現場での活用例
以下のような現場で、ロックナットは大活躍しています。
- 🔹建設機械の振動対策:ブルドーザーやパワーショベルなど常に強い振動がかかる箇所にセルフロックナットが使用されています。
- 🔹設備機械の定期メンテナンス軽減:ナイロンナットを使用することで緩み点検の頻度を削減し、保守工数を低減。
- 🔹海外出荷向け製品の品質維持:長距離輸送中の振動による緩み対策としてナイロンナットが採用されるケースも。
アジアプランニングの強み
アジアプランニングでは、ロックナットの提案・販売において次のような強みがあります:
- 🔹 豊富な在庫と即納対応:大口だけでなく小口の対応も可能
- 🔹 国内外メーカー品を幅広く取り扱い
- 🔹 営業マン自身がお客様の使用環境に合わせた製品選定サポート
- 🔹 韓国・中国・ベトナム向けの輸入経験も豊富(年間250件以上)
- 🔹 日本語・韓国語・中国語対応可。海外企業とのやり取りも安心
まとめ
振動・衝撃・過酷な環境でも締結力を維持し、安全と品質を守るロックナット。
ナイロンナットやセルフロックナットなど、用途に応じた適切な選定が重要です。
特に、ナイロンナットは弊社に在庫しているので、即納対応可能です。
製品選びでお悩みの際は、ぜひアジアプランニングまでご相談ください。
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