ワイヤークリップとは?基礎知識と用途をわかりやすく解説
ワイヤークリップとは
ワイヤークリップは、ワイヤーロープの先端をループ状にして固定するための金具です。
ロープを折り返し、アイ(輪)を作った状態でクリップを取り付けることで、ロープ端をしっかりと保持します。

【ワイヤークリップの基本構成】
- Uボルト:U字型のボルトで、ワイヤーを押さえ込む役割。
- サドル:Uボルトと組み合わせて、ワイヤーを安定的に固定する台座。
- ナット:Uボルトの端に取り付けて締め込み、固定力を生むパーツ。
これらの部品を正しく組み合わせることで、ワイヤーロープの末端処理が可能になります。
ワイヤークリップの主な使用シーン
① 建設・荷役作業現場
クレーンで資材を吊り上げる場合など、ワイヤーロープの先端を強固に固定する必要がある場面で使用されます。
② フェンスやネット設置
屋外フェンスやワイヤーネットを張る際、端部の処理とテンション調整に役立ちます。
③ 舞台・照明設備
仮設の照明機材やステージセットの吊り下げ・固定など、安全性が求められる演出現場でも活躍。
④ 船舶・港湾作業
係留ロープやワイヤーを滑車や支柱に取り付ける際に使用され、潮風や海水にさらされる環境でも耐久性が求められます。
適合径の確認
ワイヤークリップを使用する際、最も重要なのが「適合径」の確認です。
これは、ワイヤークリップが対応するワイヤーロープの太さ(径)のことを指します。
たとえば、6mmのワイヤーロープを使用する場合は、必ず「6mm対応」のワイヤークリップを選定しましょう。
また、ワイヤーの構造や柔軟性によっても保持力に違いが出るため、仕様書やメーカーの適合表を確認することが大切です。
まとめ
ワイヤーロープを使った作業の現場では、安全性と作業効率を支える縁の下の力持ちとして、なくてはならない存在です。
アジアプランニングでは、多種多様なサイズ・材質のワイヤークリップを取り揃え、現場に最適な製品をご提案しています。
製品に関するご相談や導入事例の紹介も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
📩 ワイヤークリップのお見積もり・ご相談はこちらから!
お気軽にお問合せください。図面・数量・納期条件などをお伝えいただければ、スピーディに対応いたします。