リンチピン、パイプピン

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リンチピン

リンチピンとは

 

リンチピン(英: Linchpin)は機械部品の一種で、シャフトや軸などに取り付けられた部品が外れたりずれたりするのを防ぐために使用される固定ピンです。

 

特にトレーラーの連結部分や農機具、建設機械など、強い振動や力がかかる場面で頻繁に利用されています。

 

名称の由来は、中世の車輪の中心部(hub)を固定するピンから来ており、

今日でも「要となる存在」を比喩する意味でも使われるほど、機械や装置にとって重要な役割を果たしています。

 

構造は単純でありながら、高い保持力と着脱のしやすさを兼ね備えていることが特徴です。

リンチピンの用途

リンチピンの主な用途は、シャフトに取り付けた部品(ホイール、車軸、パーツ等)の脱落防止です。

 

具体的には以下のようなシーンで利用されます。

農業機械

トラクターやコンバインなどの農機具では、アタッチメントの着脱が頻繁に行われます。

 

リンチピンは作業効率を損なうことなく、部品の脱落を防止するための必須部品です。

建設機械

ショベルカーやブルドーザーのバケット部分など、振動が激しく力のかかる箇所において、ピン抜け防止のために使用されます。

トレーラー・車両関連

トレーラーのヒッチピンや車軸部分の固定に用いられ、安全走行を支える重要な部品です。

工業設備・DIY

産業機械やコンベアラインの一部、またDIYにおいても、部品の仮固定や簡易脱着のために使用されます。

 

リンチピンはその簡便性ゆえ、スパナや工具を使わずに着脱可能な「メンテナンス性の高い固定方法」として広く利用されています。

リンチピンの種類

リンチピンにはいくつかの種類があります。

目的や使用環境に応じて最適なタイプを選ぶことが重要です。

ワイヤータイプ(リングタイプ)

最も一般的なリンチピンです。

 

ピン本体にリング状のバネワイヤーが付いており、このリングを回転させてロックする仕組みです。

 

着脱が容易でありながら、十分なロック性能を持つため、多くの用途に対応します。

チェーン付きタイプ

ピンにチェーンがついており、使用後に本体から紛失しないようになっています。

 

農業機械や現場機器では、このタイプが多く使用されています。

ノブ付きタイプ

頭部に握りやすいノブ(つまみ)が付いたもので、グローブをした状態でも扱いやすい形状です。

 

操作性を重視する現場に適しています。

 

リンチピンの材質にはステンレス製と鉄製(生地、三価クロメート)があります。

それぞれ価格や規格が異なりますので、用途等に合わせて選定することが重要です。

リンチピンの規格表

リンチピンの規格表

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リンチピンのアイキャッチ画像

 

リンチピン  規格 ※バラ出荷にて

三価クロメートステンレス
サイズ:サイズ:
4.5 x 404.5 x 40
6 x 456 x 50
8 x 458 x 50
9 x 45
10 x 52(軸丸)
10 x 55